次亜塩素酸水を選ぶときのポイント2点

カテゴリ:: AQ200; 分析

こんにちは、分析担当Yです。

一都三県も緊急事態宣言解除となりましたが、まだまだ感染対策は欠かせませんね。
そんな中、最近気になったのは「表示より濃度の低い次亜塩素酸水」というニュース…

弊社ではAQ水製造時に必ず濃度検査を行っています。
上の画像のように、残留塩素に反応するDPD試薬の発色を機械で測定し、正確な塩素濃度を調べます。

でも、お客様がお店で次亜塩素酸水を買う度にこの検査をするわけにもいきませんよね。

ではどうやって次亜塩素酸水を選べば良いのか、目安となる点を2点に絞ってご紹介します。

その1：製造日が明記されている製品を選ぼう！

次亜塩素酸水は製造してから時間が経つと徐々に濃度が下がっていきます。
長期保存可能を謳った製品もありますが、それでも劣化していくことは避けられません。
いつ製造されたのかわからない製品は、表示濃度より大幅に劣化しているかもしれません。
製造日が明記されていて、新鮮な次亜塩素酸水を選ぶようにしましょう！

その2：遮光されているボトルの製品を選ぼう！

左のボトルのように半透明のボトルは残量が見やすく便利ですね。
しかし、次亜塩素酸水は光が当たると劣化が早くなる性質があります。
なるべく光が透けて見えないボトルに入った製品のほうが劣化が抑えられます！

以上、しっかりと濃度がある次亜塩素酸水を選ぶときに確認してみて頂きたいポイント2点でした。

それでも、実際にお家などで使用するときに濃度があるか確かめたい！という場合は、
除菌効果は目に見えず確認しづらいので、消臭効果があるかどうかで判断すると良いと思います。
例えば、使用後のまな板や雑巾、タバコの臭いがついた服やソファーなどに使ってみると分かりやすいと思います