「心やさしき最強の戦士」の物語。次亜塩素酸水は3タイプの戦士に変化します。
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こんにちは、AQ技術担当よりお伝え致します。
今回は、次亜塩素酸の最大の特長についてお話し致します。
実は、この次亜塩素酸はpH(酸性、中性、アルカリ性)によって3つのタイプに変化します。
その3つの形とは、「塩素」「次亜塩素酸」「次亜塩素酸イオン」です。
それぞれ、除菌力や臭気などに特長があるのですが、この特長について分かりやすく説明できたらと思っております。
ということで、これからは、物語風にお話するため、「次亜塩素酸」は「菌、ウイルス」をやっつけるので、正義の戦士として表現してみたいと思います。
まず、「塩素」は「最弱戦士」です。戦わずして気体となり大気中に逃げていってしまいます。戦闘力はほぼゼロです。「軽歩兵君」と呼びましょう。
次に「次亜塩素酸」は「最強戦士」です。最も戦闘力があり、強敵でもやっつけてしまいます。
「将軍様」と呼びましょう
最後に「次亜塩素酸イオン」は「ノーマル戦士」です。戦闘力はありますが強敵には太刀打ちでない場合があります。「重歩兵殿」と呼びましょう
さて、「次亜塩素酸水」の話をすると必ず以下の図が出てきます。
実はこの図を説明するのは以外と難しいので、分かりやすく「10人の戦士」で説明したいと思います。
①の領域は「強酸」といわれるpH1~2の状態で、「軽歩兵君」が4人「将軍様」が6人で戦うことになります。
この「軽歩兵君」は戦わずして逃げて行ってしまいます。その際、強烈な塩素臭を発します。
「軽歩兵君」がいなくなった分、「戦士たち」を補充したいところですが、この「軽歩兵君」の強烈な塩素臭により、少ない戦士たち(低濃度)でしか戦うことができませんので、大人数の強敵には太刀打ちできません。
②の領域は「弱酸性」といわれるpH5~6.5の状態で、「将軍様」が9~10人で戦います。
強敵となる菌やウイルスをばったばったと倒していきます。さすが「将軍様」といった感じです。全員が最強なので、編隊を組む(濃度を濃くする)必要もありません。
その戦闘力は、次に出てくる「重歩兵殿」の80倍にもなります。しかも弱酸性で肌にもやさしいので、まさに「心やさしき最強の戦士」なのです。
③の領域は「弱アルカリ性」といわれるpH8~9の状態で、「重歩兵殿」が9人「将軍様」が1人で戦います。
強敵出現の場合には「戦士たち」を大勢補充したいところですが、「アルカリ性」では濃度を濃くするとヌルヌルするため扱いにくくなります。この場合の「戦士たち」は小編成(ある程度の濃度まで)となります。
以上、正義の戦士のお話しでしたが、如何だったでしょうか。
やはり、心やさしき最強の戦士の「将軍様」で強敵となる菌・ウイルス類をやっつけたいですよね。
※一般的には、pH5~6.5で一定の濃度で使用することが最も扱いやすく、除菌効果が高いことになります。
除菌水を選ぶ際の参考にして頂けたらと幸いです。
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