こんにちは。AQ等商品担当のＴです。
今日３月11日は、東日本大震災からちょうど10年となる日です。
月日が流れるのは早いものです。

10年前の地震発生時、会社の建物の中にいまして
１度目の揺れの時は机にしがみつき、２度目の揺れの時には
これは倒壊するかもしれないと、驚き動けない先輩社員を引っ張って
皆で外に出たことを思い出します。
川崎区の震度は５強で、これほどの揺れを体験するのは初めてでした。
それからの町の混乱と、連絡がつかない状況、断片的に入る情報に不安を感じたものの
その日は会社に泊まり、翌朝動き出した電車に乗って帰りました。
そして倒れず持ちこたえたテレビをつけましたら
今までの不安がすべて吹っ飛ぶような
これが現実に起こっていることなのかと思う光景が映し出されていました。

私は旅行が好きで東北にも何度か行ったことがあり
この10年の間にも仙台には数回訪れました。
緑がきれいで食べ物は美味しく、何回でも行きたくなるところです。

もちろん、これからも行く予定です

10年は区切りではありますが、
継続して取り組んでいるものがほとんどだと思います。
地震については、大震災の余震は
今後100年続くという見方が専門家から出ているそうで
いつまた発生してもおかしくないでしょう。
あの日を教訓に備えと意識を高めたことをもう一度思い返したいと思います。


コロナ感染症が落ち着いたら、AQ200を持って
東北に遊びに行きます

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

こんにちは。AQ等商品担当のＴです。
３月になりました
この時期は暖かくなったり寒くなったり、せわしないですね。
心地よい、というよりすさまじい風が運んでくるのは
雨雲なのか砂なのか、花粉なのか春なのか。
寒がりとしては早く暖かくなるのはありがたいのですが
寒い時期が短くなっているようにも感じます。
時には冬の日差しとは思えない陽の強さによって
うすく日焼けをしてしまいます
温暖化をゆるやかにするためには、何でも取り組むべきと思うこのごろです。

緊急事態宣言中ではありますが、月日は進んでいまして
Ｊリーグは2/26に開幕し、プロ野球も3/2からオープン戦が始まりました
もちろん観客は上限5000人で、しっかりと感染対策をした上での開催となっています。
私も次の週末にＪリーグ観戦に行く予定です
これまでも上限5000人体制時のスポーツ観戦には行っており、
あまり不安は感じませんが
人が多く集まるので時に声を出して応援してしまう人もいます。
そこでもう一度「飛沫」について調べてみました。

飛沫とは、発声や咳・くしゃみをしたりして出る、水分を含んだ粒です。
飛沫の水分が蒸発して残るのが、「飛沫核」と言われます。
飛沫にも飛沫核にもウイルスが含まれています。

飛沫の大きさは0.01マイクロメートル（1マイクロメートルは1ミリメートルの1000分の1）～数ミリメートルと幅があります。
60マイクロメートル以上になると大きな飛沫とされ、この大きな飛沫は
通常の呼吸では感染者から0.5ｍ以内、
話す場合には１m以内、
咳をする場合には２m以内、
くしゃみをする場合には３～６m以内で
重力沈降で床面に付着して気中からなくなる、
もしくは水分が蒸発して飛沫核になる、とされているそうです。

飛沫核の大きさは湿度によって異なるとされていますが
相対湿度50％以下では元の飛沫の大きさの40％程度になり
室内では一定時間の間、空気中を漂うことになります。
冬の室内は湿度が低いですね。私のいる部屋でも最近30％に満たない時も多いです。
つまり冬の乾燥した状況では、元の飛沫よりも半分以下になった飛沫核が辺りを浮遊していて
換気されたり湿度が上がったり（ウイルスは湿度が高いほど不活化しやすいとされています）してウイルスの不活化がされないと感染するかもしれないということです。
（※上記は室内環境における研究によるものです）
参照：新型コロナウイルスの感染対策に有用な室内環境に関連する研究事例の紹介（第一版）
一般社団法人室内環境学会　学術委員会　篠原直秀（国立研究開発法人産業技術研究所）
同学会ホームページより

飛沫が飛ぶイメージをするのに、絵で見たほうがわかりやすいと思います。
飛沫が飛ぶ様子を室内で可視化した実験に取り組んだものがありました。

それによりますと、マスクをしないでくしゃみをした場合、
飛沫はほとんど1.25m以内に落ちて（中には1.75mまで飛んだものもあり）
飛沫核は空間に漂いながら4.7mを超えて浮遊したそうです。


またマスクをしないで言葉を連続して発声した場合
飛沫はほとんどが0.5m未満で床に沈着し
飛沫核は空間に漂いながら4.7mを超えて浮遊したとのことです。
反対にマスクをして、短い語を発声した場合は
飛沫はほとんど飛散されず
飛沫核もほとんど浮遊されなかったそうです。
参照　「可視化実験による飛沫・飛沫核の飛散・浮遊状況」公益社団法人空気調和・衛生工学会ホームページより（TOP→COVID19への取組み）

図で見ることで、マスクをしないと飛沫核が遠くに浮遊していくのだと
頭に焼き付けられました関心のある方はご覧下さいませ。
私は換気、湿度と飛沫・飛沫核を意識して日常を過ごそうと思いました

スポーツ観戦は、屋外の場合も屋内の場合もありますが
どちらも感染対策は必要となります。
AQ200をお供に、飛沫と飛沫核に気をつけてお出かけ下さいませ

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

こんにちは、AQ等商品担当のＴです。
週末から気温が上がり、まるで春のように暖かくなりました。
通勤路から見える花も咲き始めていて、世界に色が戻ってきたと感じます。
もちろんこのまますぐに春になる･･･わけではないとわかっていても
少しずつ春に向かっていくのは嬉しいと感じます。



さて本日は「におい」の話です。
冬場は気温が低いので頻繁ににおいを感じるわけではないのですが
ふと気がつくとにおう時があります。
例えば夜に国道沿いの道を歩いていて、お風呂のボディソープのようなにおいがしてきたなと感じることがあります。横を見ると大きなマンションがあり、おそらくお風呂の排水が下水に流れてきたのだなと思いました。
また同じように道路沿いのマンションの前を通っているときに、イオウのにおいがしたことがあります。これも温かい排水が下水道に流れて、排水自体のにおいではなく下水道内部のにおいが湯気のように下水枡の隙間から出てきたのだろうと考えられます。
冬でもにおいを感じるものだな、自分が寒さに気をとられていただけかもしれないと思いました。

美味しそうなにおいでは、いつも通る所にカレーのスパイスのにおいがする場所があります。
その前にあるのは毎日カレーを作っているカレー店ではなく普通の住宅なので、
スパイスを使った料理をよく召し上がる人たちが住んでいるのでしょう。
最近外で美味しそうなにおいを嗅ぐことが減ったのは
昨年来外食する機会が減ったからかなと思いました。

そんなことを思って資料を整理していたところ
当社が加盟している「におい・かおり環境学会誌」の中でおもしろい記事がありました。
日本に留学している人が、出身国や日本のにおいについて書いています。
（Vol.51 No.2 / 2020-March におい・かおり環境学会誌）

中国の河南省出身の人が書いている河南省鄭州市の様子は
「肉屋には肉がぶら下がり･･･鳥はその場で捌く。」「麺や饅頭など、家庭でそれぞれ自前で作る。調味料、ごま油、豆油なども具材から作る」「街の外に出ても、空気中に羊肉、ニラ包子、焼餅の窯のにおいが漂っている」
またお正月のにおいとして、「爆竹の火薬のにおい、黄砂のにおい、お正月気分の高揚感と合わさって独特なにおい」がしたそうです。目に浮かぶような表現から、故郷の様子はにおいと一緒に記憶されていることがわかって、誰でも同じなのだなと思いました。

そんな中国からの留学生さんが初めて日本に来て、日本の空港で深呼吸をしたら「嫌なにおいが全くなく新品のにおいがした」そうです。新品のにおい！おもしろい表現だと思いました。
そして空港から京成線に乗った瞬間に「洗剤か柔軟剤のにおいがツーンと来た」。
嗅いだことがなかったにおいだったのだろうと思いました。
またそれは「清潔感が好きな日本の第一印象であった」と書いています。
洗剤のにおいは、私でも「ツーン」と鼻に来るので、嗅いだことがなかった人にしてみたら
かなり強いにおいだったのではないかと思います。

しかし日本に4年間生活してこの留学生さんは、「嗅覚は日本の環境に浄化されたのか、最近は嫌なにおいが気になるようになってしまった」そうで、最初に感じた洗剤のにおいも、だんだん感じられなくなったそうです。日本の生活環境に慣れたのですね。
それにしても日本の生活の中で感じるにおいをとても細かくとらえていて、新鮮に感じました。
私は中国大陸には行ったことがなく、中国からの留学生さんが紹介してくれたようなにおいを嗅いでみたいと思いましたが、耐えられるだろうかという気もしました。
早く新型コロナ感染症が落ち着いて、嗅いだことがないにおいと体験をしに出かけたいものです。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。